2010/03/22

南しずか写真展ーMinami+Carnival

アメリカと日本で活躍するフォトグラファーの南しずかさんの写真展が「コニカミノルタプラザ」で開催されます。

NYで行われたフレンズ・ウィズアウト・ア・ボーダーの写真オークション会場で、ボランティアとして参加していたしずかさんと出会ったのは4年前。

個性的な眼鏡をかけ、少年のような出で立ちでテキパキと動き、そして内に何かものすごく熱いものを秘めている、そんな雰囲気のしずかさんに、わたしは話しかけたくてうずうずしていたのを覚えています。

彼女の撮る写真は、女性性と男性性がうまい具合にミックスしており、柔らかさを出しながらしっかりと芯があり、それでいて自己顕示欲をまるで感じさせない、不思議な魅力があります。被写体が、彼女に撮られていることに意識をしているようで、意識していない、俗っぽい言い方ですが、まさに自然体でいられるのが、写真を見て感じられると思います。

フォト・プレミオ
南しずか写真展 Minami+Carnival
カーニバルinトリニダード・ドバゴ共和国
3/24〜4/2

コニカミノルタ・オフィシャルサイト
http://konicaminolta.jp/plaza/schedule/2010march/gallery_a_100324.html

上記のサイトから拝借しました↓
作者の撮影ノートより
大学生だった2001年、何気なく付けたテレビから流れていた、トリニダード・トバゴ共和国のカーニバルの映像。色鮮やかなコスチューム、カリブ特有の暑 い日差し、初めて耳にするスティールパンやソカの音。そして画面からあふれんばかりのその熱気に衝撃を受けた。それから3年後の2004年、ニューヨーク の写真学校ICPの学生だった時、ハーレムでトリニダード出身の60代後半の男性に出会った。「来年のカーニバルは100周年だからすごいことになるよ。 興味があるなら絶対に行った方がいい。」と勧められた。一度、生のカーニバルを体験したいと思っていたので、学校を休み、ひとりでトリニダードへ旅立っ た。