2010/03/12

太陽が二つ

日本から遊びに来ていたメンターのS先生とトライベッカをお散歩をした。

旧正月にNYのクイーンズにいる四柱推命の先生に運気を見てもらうために先生は年に一度はニューヨークへ来る。S先生によると、その四柱推命の先生というのはものすごく当たるらしく、現ブルームバーグ市長も顧客なんだとか。今回の旅はそのブルームバーグ氏との会合もあるということで、旅というよりは出張のようだ。

S先生によると、運気というのは川の流れのようで、それを自分で把握することが大事だという。S先生は日頃何十億のお金を動かしている人だ。多くのお金が動くということは、それだけ多くの人間も関わってくることになる。責任も当然重くなる。そうなると、自分の力だけではどうにもならないことが起こってくる。
だからこそ、自力ではない、天の力というのを信じているという。
ただその天の力に頼るだけではなく、天の合図がやってきたときにすぐ動けるように準備をしておくことは絶対に必要だと念を押された。

何か逆境に立ち向かったとき、それが神様が与えてくれた「乗り越えなくてはならないチャレンジ」なのか、それとも「別の道があるという合図」なのかを見極める必要があるという。その見極めというのが難しい。
「チャレンジ」なのに、もういいやとすぐにあきらめてしまったり、
逆に「別の道への合図」なのに執着してこれでなくては嫌だ、と思いたくなることもあるだろう。
だからこそ、流れを知ることが大事なんだそうだ。あとは、まわりにいる大切な人たちが、自分の選択によって不幸になっていないか、ということを知る必要もあるという。

S先生が「なんだか太陽が二つあるように見えるぞ」とおもむろにカメラを出し撮影をはじめた。
先生がNYへくると、必ず晴れる。たとえ前日に雨が降っていても、大雪になっていても、先生の到着を待ってましたとばかりに太陽が現れる。

先生から教わることはまだまだたくさんありそうだ。