2009/08/06

教授がTシャツになったのです。


今年の三月にデショーンと2人で日本へ帰国した際、還暦をとっくに過ぎた父親が着ていたフーディーがやけにシャレているので、どこで買ったのかと聞いてみると、Funny?(?マークは文字化けじゃないです、ちなみに)というブランドのものだという。

「かっこいい兄ちゃんたちがデザインしてるんだ。商品を買ったらいくらかどこかに寄付されるんだって。えらいよな、若いのに」

珍しく誉められて調子に乗った父親は、「俺がデショーンにプレゼントしてやる」と張り切ってその“兄ちゃんたち”の事務所へ行って同じフーディーをデショーンへプレゼントしてくれた。

ところがそのサイズがちょっとデショーンには大きかったため、取り替えてもらうのに、その“兄ちゃんたち”の一人がわざわざうちまで届けてくれ、
その時ちらっと会話をしたところ、「これからロード・フィネスのライブへ行くんですよ」と言うではないか!

結構前にGrooveという雑誌で彼の撮影をして、つい最近ご本人に見本誌を渡したばかりなので、それを伝えると、もう止まらない。デショーンも参加してプチヒップホップ談義が始まり、「代表にそれ伝えます!と、とりあえず俺らライブから戻ったらまた連絡しますんで!!!」
と約束し、また夜中に再会を果たしたのだった。

ノーメイクにスウェットというものすごい出で立ちの私とデショーン2人を「どうぞどうぞ入ってください!」と、とても快く迎えてくれたFunny?の兄ちゃんたち。父の言う通り、みんなイケメンでオシャレではないか。ああ、恥ずかしい。穴があったら入りたい・・・。

代表のqb氏は「俺は彼の眼鏡になりたかった」というほど(どんなだ)のラージ教授ファンだそうで、「そういえば、教授の写真も撮ったんですよ」と教授が機材の前でたたずむ写真を見ていただいた。
qb氏はほんっとうに熱い人だ。教授のプチ話をすると、それだけで泣きそうになってるし!!!
「ぜひこれをTシャツに!」と話がトントン拍子に進み、私がNYへ戻ってから直接ラージ教授に了解を得て、今回の商品化に至ったのだ。

一人でも多くの人に喜んでいただける写真を撮る、というのが私のフォトグラファーとしての目標の一つだ。
Funny?の商品を購入すると、そのうちの300円が【環境被害】や【地雷被害】などのチャリティー団体へ寄付されるという。

あの真冬のしばれる朝(Thx Keiko)、ライターの塚田桂子さんと2人で教授の自宅まで行って撮った写真が、こうやってTシャツになり、このような活動に自分が参加できるとは、なんて光栄なことだろう。

Funny?のみなさん、本当にありがとうございました。

Bmrでもライターとして活躍する塚田桂子さんのブログにも載ってます。

Funny?公式ウェブサイト
http://funny-brand.com/

Funny?のブログ
http://ameblo.jp/funny-brand/





お揃いのパーカーを着てバイクに乗る父とデショーン。2人でレインボーブリッジまで行ったとか。
クリックで救える命がある。