
バーレーンの空耳のあとに全く傾向の違う内容ですが・・・。
以前、雑誌でもいろいろと取材をさせてもらった、シャンデリア・アーティストNATSUさんが、東京のミキモトで個展をします。
個展
月のなみだ-Tears of the Moon-
2009年11月13日(金) - 12月1日(火)
11:00 - 19:00
*定休日:11/18(水)
月のなみだの森を歩いた。
光の結晶が降りてくる。
首飾りのような湖になった。
ミキモト本店 6階 ミキモトホール 入場無料
東京都中央区銀座4-5-5
Tel 03-5550-5678
http://www.mikimoto.com/jp/
主催:ミキモト
Natsu在廊予定:
11月13日(金)17:00-19:00
11月14日(土)、15日(日)15:00-17:00
月のなみだ-Tears of the Moon-
2009年11月13日(金) - 12月1日(火)
11:00 - 19:00
*定休日:11/18(水)
月のなみだの森を歩いた。
光の結晶が降りてくる。
首飾りのような湖になった。
ミキモト本店 6階 ミキモトホール 入場無料
東京都中央区銀座4-5-5
Tel 03-5550-5678
http://www.mikimoto.com/jp/
主催:ミキモト
Natsu在廊予定:
11月13日(金)17:00-19:00
11月14日(土)、15日(日)15:00-17:00
NATSUさんの旦那さまはNYで大活躍するフォトグラファーの大西てるくんで、彼がNATSUさんの作品をいつも撮っています。わたしがNYへ移った当初、高田みどりさんのご紹介でお二人と知り合い、今に至ります(それにしても、みどりさんの千里眼は、本当にすごい。今を生き、先を行く人です)。
NATSUさんは、それは小さな体で、あの大きな作品を黙々と0ゼロから作って行きます。
でも、すでに、彼女の中で作品は完成し、輝いているのかもしれません。
何回かご自宅へお邪魔したことがあるのですが、作りかけのシャンデリアのパーツが、一つになるのを待ち望んでいるかのように天井から吊られているのです。小さな手で、彼女は固い針金に、一つ一つクリスタルのかけらを通し、一つの作品を創るのです。
NATSUさんの作品をブルックリンのダンボで開かれる屋外のアートフェスティバルで何回か見たこともあり、そのときにいつも思うのは、彼女の作品は、自然の中で、ちっとも出しゃばらず、むしろ溶け込み、調和しているということです。
多くのアート作品と呼ばれるものを見て、わたしは何度も頭痛がすることがありました。
数年前、写真家として尊敬してやまない井津建郎さんがNYのルビン美術館で写真展を開催しました。ルビン美術館は、チベットやネパールからの曼荼羅画などを扱っており、館内に入ってしばらく眺めていると、ほどよい眠気がおそってきました。なんとわたし、そのまま座って昼寝してしまったのです。井津さんに、「とてもこの美術館は居心地がいいですね」とお伝えすると、「大体のアート作品は、『僕を見て、僕を見て、Me, me, me, me, me!』ばかりだから、時々疲れてしまうでしょう?でもここにあるものは、自我、エゴがないからね」とおっしゃいました。
NATSUさんの作品には、それに通じるものがある気がしてなりません。
彼女は、自然と、宇宙とつながっており、そこから生み出される作品を見ていると、自分も、それを通じてつながるような気がするのです。
NATSUさんについては、コマコも書いております。
